古河林業は、100年を大きく超える歴史を持つ会社です。
もともとは古河鉱業(現在の古河機械金属株式会社)の山林部として出発したのですが、
明治初期に、精錬のための薪炭が大量に必要とされたという当時のエネルギー事情が、
今日まで続く古河林業の山林事業を産み出す契機となったのです。
1920年代末期に古河林業として独立し、1960年代に株式会社に改組しました。
1970年代に入ると住宅事業も手掛けはじめます。
現在は、6000ヘクタールを超える山林(秋田・宮城・三重にあります)を
舞台にして山林事業を行いながら、
関東を中心(東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・三重の1都5県)で
住宅事業の営業所やモデルハウスをオープンしています。
現在は東京都の丸の内に本社があります。
住宅事業でももちろん、林業は活用されています。
自社林で伐採した木材を材料とした「国産木造住宅」を頻繁に建てていて
(自社のプレカット工場を所有しています)、
モデルハウスやショールームでは、絶えず最新の設計例を目にすることができます。
最近ではさまざまなスタイルの住宅を手掛けていますから、
古風な建てつけの住まいから最新式の設計の住まいまで、
多種多様な国産木造住宅に(設計から施工・管理まで、幅広く)関わっています。
古河林業は、広大な自社林で毎年一定の基準(樹齢50年、といった基準)で
一定の質の木材を伐採しています。
国産の木材の中には、昔も今も変わらずに人気が高い種類がいくつもあります。
それでは古河林業は、どのような木材を提供しているのでしょうか?
・秋田杉
杉の中でも、秋田杉の需要は格別です。秋田県は地域柄、冬場の寒さは厳しいのですが
その環境で生育すると、木目の美しさや香りのよさが秀逸になるという定評があります。
秋田市に自社林があるため、古河林業では毎年秋田杉の無垢材や集成材を産出しています。
・ヒノキ
ヒノキが高級木材として一般庶民のあこがれとなっていることはいうまでもありませんね。
ヒノキは加工がしやすい木材でありながら、頑健さも備えていて、
防虫性や抗菌性も優れていますし、よく知られているように香りの香ばしさや木目の美しさが群を抜いています。
ヒノキの生産に関しても古河林業は実績があります。
・カラマツ
カラマツは杉やヒノキと並んで、国内の林業では重要な位置を占める木材です。
カラマツが木材として優れている点は材質にあります。
強度があり、曲げる力が加わったときも他の樹木よりも長く持ちこたえることができるのです。
耐水性も素晴らしく、木目の美しさも際立っているため、あらゆる用途で人気のある住宅建材なのです。
